「せとかわデニムプロジェクト」初顔合わせ&商品会議(2019.05.04)

風薫る5月。

新緑の輝く倉敷で、今春スタートした「せとかわデニムプロジェクト」の

プロジェクトメンバーの初顔合わせ・初会議を行いました。


せとかわデニムプロジェクトとは?

「せとかわデニムプロジェクト」は、瀬戸内かわいい部 と EVERY DENIMがコラボして立ち上げた商品開発プロジェクト。


瀬戸内の「デニム」を「かわいい」という切り口から見つめ直し、

商品生産の過程でうまれる端材を活用した商品を作り、

その企画〜販売を通じて、デニムや瀬戸内の魅力の発信することをめざしています。


3月にプロジェクトメンバーを募集し、賛同して参まってくれたのは、

岡山・香川・関西・東京etc から集まった瀬戸内にゆかりを持つ10人!

そこに瀬戸内かわいい部・EVERY DENIM が加わり、総勢16名でスタートしました。

5/4 AM11:00。
まずは「ホステル&バル クオーレ倉敷」で集合してランチ会。


プロジェクトメンバーがこうして集まるのははじめてのこと!
スタートして1ヶ月、オンラインチャットツール「Slack」でアイデアを交換をしてきましたが、やっぱりおたがいの表情や声に触れると会話がぐんと盛り上がります。


「あのアイデア、すごく良かったです!」などの会話をきっかけに、プロジェクトに参加することに決めた理由や、それぞれの普段の活動のことなど、たくさんの話題で盛り上がりました。


そして企画会議の会場「バルビゾン倉敷」へ

企画会議の場所は、美観地区から徒歩数分に位置する「バルビゾン倉敷」

町家をリノベーションし、1日1組限定・一棟貸しの宿として生まれ変わった空間。

今回はその1階のお座敷をお借りしました。陽射しの明るいくつろぎの空間です。

最初にみんなでおこなったのは、今回のプロジェクトのビジョンの確認。


今わたしたちは、こんなビジョンと向き合いながら、プロジェクトを進めています。


①「かわいい」という切り口でデニムを見つめ直し、カタチにすること

② 瀬戸内発の、"わたしたち"のしあわせを発信すること

③ 性別・年齢・国籍・貧富など関係ない「みんな(=EVERY)のデニム」

 作り手と使い手をつなぐ「みんな(=EVERY)のデニム」をつくること

④ そしてもちろん、瀬戸内のデニムの品質や魅力を伝えること

今日は、そんなテーマや、それぞれの思いのもと交換してきたアイデアを振り返り。

さらに、デニムを通じて、瀬戸内の魅力をどう発信できるか?

どんな場所でどんなメッセージとともに、お客さんの手に届けられるか?

この商品があることで、どんな企画ができそうか?  などまで話し合いました。


今回こうして顔を突き合わせておどろいたのは、

全員がとにかく、前向きで、前のめりなこと。


「こういうのはどう?」「すごくいい」「それやろう!」

「もしかしたら、こんなこともできるんじゃない?」


言葉が尽きる瞬間がないくらい、

ポンポンポンと、リズムよく、軽やかに、

次々新しいアイデアがうまれてくる。

ほとんどが「はじめまして」からはじまったこのプロジェクト…

出会ってまだ1ヶ月なんて信じられないくらい、

ひとりひとり、ひとつひとつの言葉に熱がこもっています。


−−−「モノ」だけじゃなくて「体験」も提案したい。

−−− 体験からムーブメントが生まれて、ムーブメントから文化が生まれるはず。

−−− 外への発信だけじゃなくて、外から人を呼び込む企画に繋げたい。

−−− 商品にのせて、もっと「瀬戸内ならではの良さ」を届けたい。


どんなものができあがるか、まだわからないけれど、

おもしろいゴールに結びつきそうなキーワードが、

この日、たくさん生まれました。


今日の会議をもとに、これからいよいよどんな商品を製作するか決定していきます!



「最近、この町のことが "私のこと" と思えるようになったんです」


企画会議の帰り道、ふっとこんな会話が生まれました。


「瀬戸内かわいい部や、このプロジェクトをはじめてから、

 いろいろな景色や情報が、気になるようになってきました」


「 "ここは田舎だから…" って思い込んでた色眼鏡を

  "この町には、かわいいものや、素敵なものがいっぱいある" っていう

 メガネにかけかえることができて、それから見える景色が変わったんです」


「せとかわデニムのプロジェクトがはじまってからは、

 デニムを見るたび、”これも岡山や福山のデニムかな?”とか、

 “こんな加工もできるんだ!” とか、いろいろ気になるようになって…

 飛び込んでくる情報ひとつひとつが、プロジェクトに繋がること、

 「わたしに関係あること」って感じるようになった気がします」


ほんのわずかな時間の会話でしたが、このプロジェクトがはじまったことの意義を

そっと教えてくれるような、背中を押してくれるようなことばでした。


これから、このプロジェクトを通じて、どんな言葉が生まれるのか?

1年後、このプロジェクトのゴールを迎えた時、どんな景色が見えるのか?

今から、とても楽しみです。



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